🐧 Linux インストール

MariaDB

WindowsにはXAMPPが付属していますが、ここではスタンドアロン版のSQLであるMariaDBを使用します。これはシェル経由でインストールします。

パッケージをインストールする前に最初に行うことは、システムを更新することです。これは次のコマンドで行います。

sudo apt-get update

システムを更新したら、MariaDBサーバーをインストールします。以下のコマンドを入力してください。

sudo apt-get install mariadb-server

ガイドに従ってセットアップを進めてください。スペースキーで選択するオプションがいくつかあります。インストールが完了したら、以下のコマンドで安全なインストールを実行する必要があります。

sudo mysql_secure_installation

スクリプトは、rootユーザーのパスワード設定、匿名ユーザーの削除、ローカルマシンへのrootユーザーアクセスの制限、テストデータベースの削除を促します。最後に、スクリプトは権限テーブルをリロードし、すべての変更が即座に反映されるようにします。

すべての手順が詳細に説明されており、すべての質問に「Y」(はい) と答えることをお勧めします。

上記のセキュアインストールが完了したら、以下のコマンドでMySQLサービスに接続できます。セキュアインストール時に設定したパスワードを使用して、ローカルのMySQL rootユーザーとしてログインしてください。

mysql -u root -p

管理者ユーザーの作成

上記の手順を完了すると、サーバー上でMariaDBサービスが完全に機能するようになります。おめでとうございます！次に、適切な認証情報を持つユーザーと、QBCoreの設定に使用するデータベースを設定する必要があります。

まず、他のユーザーとデータベースの作成を処理できる管理ユーザーを作成しましょう。MariaDB で行われるすべての操作にアクセスできる標準の root ユーザーではないことを強くお勧めします。

以下のコマンドでMySQLインスタンスを開きます。

mysql -u root -p

コンソールに入ると、こんな感じになります

管理者ユーザーアカウントの作成に進みます。以下のコマンドを番号順に入力してください。ユーザー名、パスワード、ホスト名など、いくつかの項目を編集するだけで済みます。

CREATE USER 'user1'@localhost IDENTIFIED BY 'password1';
(Check the user created by running this line) SELECT User FROM mysql.user;
GRANT ALL PRIVILEGES ON *.* TO 'user1'@localhost IDENTIFIED BY 'password1';
FLUSH PRIVILEGES;

リモートアクセスの許可（DB）

デフォルト設定では、MariaDB と MySQL はどちらもローカルネットワークからの接続のみを許可します。外部ソフトウェア（HeidiSQL など）や PC からデータベースに接続するには、これらの設定を変更する必要があります。

これらの設定を含むファイルは、/etc/mysql/mariadb.conf.d/50-server.cnf

このファイルは次のコマンドで開きますsudo nano 50-server.cnf、コマンドラインテキストファイルエディターが開きます。

以下のスクリーンショットは、変更が必要な行を示しています。デフォルト設定では、バインドアドレスは127.0.0.1に設定されており、ローカルホストからの接続のみが許可されます。これを0.0.0.0に変更し、データベースへのあらゆる接続を許可します。

nanoでの編集は非常に簡単で、マウスを使わずにメモ帳を使うのと同じです。矢印キーを使ってコード内を移動し、通常の環境と同じようにファイルを編集します。

バインド アドレスを 0.0.0.0 に編集した後、CTRL+X を使用してファイルを終了し、変更を保存するかどうかを確認するメッセージが表示されたら Y を押し、ファイルの保存名を確認するメッセージが表示されたら Enter キーを押します (開いたときと同じファイル名になります)。

その後、以下のコマンドを使用してファイルの変更を確認するためにmariadbサービスを再起動します。

sudo systemctl restart mariadb

以下のコマンドを使用してサービスの状態を確認できます。

sudo systemctl status mariadb

他のすべてのホストからのリモートアクセスを許可しました。これで接続できましたか？まだです。あと一つだけやるべきことがあります。

ポートを開く

ポートを理解するのは、特に初心者にとっては大変なことです。詳しく見ていきましょう。

ポートは、その背後に特定のものが存在するドアのようなものです。ドアを通過するには、鍵を開ける必要があります。ドアが開いていなければ、トラフィックは当社のサービスを通過できません。

MySQL サービスのデフォルトポートは 3306 です。設定で変更できますが、必ずしも変更する必要はありません。これらのポートを開くには、iptables というファイアウォールソフトウェアを使用します。iptables は通常、Linux の特定のディストリビューションに標準でインストールされています。iptables がインストールされているかどうかは、以下のコマンドで確認できます。

sudo iptables --version

以下のスクリーンショットのような応答が得られれば、iptables がインストールされ、使用できる状態になっています。

iptables がインストールされていることを確認したら、次のコマンドを実行して、MySQL 接続用の 3306 ポートを開きます。

sudo iptables -A INPUT -p tcp --dport 3306 -j ACCEPT

このウェブサイトを使用してポートが開いていて見ることができるかどうかを確認できますここ 。

実行中のアーティファクト

アーティファクトの使用は、サーバーの頭脳とも言えるため、最も重要な部分です。Linuxシステムに標準装備されているツールであるwgetを使用して、CfxのWebページからアーカイブを直接ダウンロードします。ここ Linuxのすべてのアーティファクトのリストですが、最新のものを入手するのが最善です。入手するアーティファクトのバージョンが決まったら、右クリックして「リンクをコピー」を選択してください。これにより、wgetコマンドで使用するアーティファクトへの直接リンクがコピーされます。

ファイルをダウンロードするフォルダに移動します。（私は通常、ArtifactsとFilesを区別するために別々のフォルダを作成します。）以下のコマンドを使用します（リンクはArtifactsのWebサイトから取得したものに置き換えてください）。

wget https://runtime.fivem.net/artifacts/fivem/build_proot_linux/master/5742-ded89bc6acf29a720a7686a1de70d28b62c75af8/fx.tar.xz

これが完了すると、現在いるディレクトリにファイルが作成されます。その後、以下のtarコマンドでアーカイブを解凍します。

tar -xf fx.tar.xz

コンソールは少しの間ハングしますが、完了したら、dirコマンドを実行するとディレクトリ内のファイルが表示されます。

後は、実際のアーティファクトを実行するだけです。Windowsでは.exeファイルと.batファイルを使用しますが、Linuxでは.shファイルと呼ばれるファイルを使用してCfxアーティファクトを実行します。先ほど説明した画面が表示されていることを確認し、run.shファイルのあるディレクトリで以下のコマンドを実行してFiveMサーバーを起動してください。

./run.sh

残りのセットアップは比較的簡単です。txAdmin をセットアップしているので、Windows のインストールと全く同じです。Windows セクションのチュートリアルを続けてください。ただし、アーティファクトに関する部分は飛ばし、.exe の実行後に続けてください。ここ 。